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都立の庭園のご案内

六義園(りくぎえん)

和歌を基調にとした江戸の大名庭園

東京都文京区本馬込6-16-3

滝見の茶屋

吹上茶屋

つつじ茶屋

心泉亭

レンガ・外周壁

交 通 ・JR山手線・地下鉄南北線駒込駅から
     徒歩7分
    ・都営三田線千石駅から徒歩10分
    ・駐車場なし
休園日  12月29日〜翌年1月1日
入園料  300円・65歳以上 150円
 (小学生以下と都内在住の中学生は無料)
問合せ先 六義園管理所 03-3941-222
特別名勝 六義園  りくぎえん

 本園は元禄十五年(1702)武州川越藩主柳沢出羽守吉保が構築した庭園で、江戸の
大名庭園中現存する日本で屈折の名園です。昭和十五年八月史跡名勝天然記念物保存法に
よって名勝の指定を受け、昭和二十年八月四月特別名勝となり、日本でも特に優れた名園
として大切に保存されています。
 庭園の形式は江戸時代の庭園にみる所謂回遊式築山泉水庭と呼ばれます。園の中央に池
を設け、中島を置き島に妹背山があり、東南部に平坦な芝生、その他の部分には大小多数
の築山が起伏し、園の北部に最大の築山藤代峠を設け、各所に桃の茶屋・滝口の茶屋・吟
花亭・熱海の茶屋・つつじの茶屋・芦辺の茶屋等あづまやを配しています。その後改修、
また今次大戦により焼失したものもあります。またこの庭園の作庭については、吉保自身
の培った文芸趣味の思想に基づき、自分から設計七年余りの歳月を費やし池を掘り、山を
築き流れをみせて、紀州和歌の浦の景勝を、あるいは「万葉集」や「古今集」から名勝を
選び園内に八十八景を写りだすという園の構成です。
 「六義園」の名は、中国の古い書物である毛詩に配されている賦(ふ)・比(ひ)・
興(こう)・風(ふう)・雅(が)・頌(しょう)の六義に由来する和歌の六体によるも
ので、吉保自身「むくさのその」と呼ばせ、館を「六義館」と書いて「むくさのたち」と
詠ませています。
 このような庭園も吉保が没した後は荒れる一方であったが、文化七年にいたり漸く整備
され、明治十年頃付近の藤堂・安藤・前田の各氏邸とともに、岩崎弥太郎氏の別邸の一部
となるに及んで再び昔の美しさを取り戻し、昭和十三年一月岩崎氏から庭園を中心とした
三万余坪を市民の鑑賞・休養の地として、東京市に寄贈され同年十月東京市の管理のもと
に公開され今日にいたっています。

正面入口
染井門
内庭大門
藤代峠(ふじしろとうげ)

 園内で一番高い築山で標高35m。
いただきは「富士見山」と呼ばれ、そこ
からは素晴らしい展望が開けています。
 紀州(現在の和歌山県)にある同名の
峠から名付けられました。

渡月橋(とげつきょう)

 「わかのうら 芦辺の田鶴の鳴声に
夜わたる月の 影そさひしき」の歌か
ら名付けられた石の橋。2枚の大岩の
重量感が、あたりの雰囲気を引き締め
ています。

妹山・背山(いもやま・せやま)

 中の島に築山。古くは女性のことを
妹(いも)、男性のことを背(せ)と
呼び、この中の島は男女の間柄を表現
しています。イザナギ・イザナミの故
事にちなむ「せきれい石」もあります。

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